鋭いツッコミで人々を笑顔にするジェントルマン。古民家体験型ゲストハウスB&B45 森本憲三さん

お店

古民家体験型ゲストハウスB&B45・カフェろくでなし マスター
森本 憲三さん

大阪府吹田市出身。七尾で古民家カフェ&ゲストハウスの支配人として活躍。七尾へ移住する前は、サラリーマン、喫茶店経営、オーストラリアで幼稚園の園長など様々な職を経て”丁度良い田舎”七尾市高階地区に移住。現在はカントリージェントルマンとして地域の方々に愛されている。

決まりきった人生はつまらない。死ぬときに自分の人生に悔いが残らないようにしたい


七尾市高階地区に移住するまでは、日本で23歳からサラリーマンとして働き始め27歳で結婚し、30歳の時、奥さんが病死したのをきっかけに大阪で喫茶店を経営した。「素人でも比較的できそうな喫茶店を始めようと思ったんよね。やってみたいなあという気持ちだけで。」

お店は、大阪のマンションの1階を借りてスペイン風の店を開いた。そしてお店が軌道に乗ると、スペインでお店をやりたいと思いスペインへ。スペイン語の語学学校に行き、それから日本に一度戻り、事業を少しやっていた実の兄に相談すると「経営をこれからしていきたいなら、アメリカを見てきたほうがいい。」と助言を受け、ロサンゼルスに市場調査で3年ほど滞在。
「そこでアルバイトとして自動車学校の教官を少していました。」そして留学生の日本人女性と出会い、41歳の時に結婚。それからオーストラリアで生活しようとするが、妻の妊娠をきっかけに大阪に戻る。「あの時は大変だった。これから過ごそうと思っていた矢先のことだったからね。せっかくそろえた家財道具を全て売ってね。」

長男が生まれるとすぐに、大阪で幼稚園を経営している実姉の誘いで、オーストラリアで幼稚園を開業。シドニーで設立し、20年過ごした。「海外が怖いとか、言葉の壁とかそんなことよりも違う文化に触れるインタレスト(楽しさ)のほうが勝ちます。」

もう一度日本で暮らしたい


「オーストラリアでの幼稚園の園長も楽しかったんやけどもう年だなと思ってね。2010年に日本に戻って来たんよ。65やったなあ。そしてぼーっとしててもしょうがないな、ボケ防止のために仕事でもするかなあって思ったんよ。」

そして、以前から漠然と「日本海に住みたい」と思っていたのと、移住の条件として、
1. 田舎過ぎないで、車で15分くらいで何でもそろうところ
2. 医療設備の整っているところ
が揃うところを求め、鳥取、島根、石川、富山などのたくさんの県を訪れ、自分に合う地域を探していった。

ピッタリとあてはまった七尾市への移住を決意


移住を本格的にしようと思い、移住説明会の石川県のブースに話を聞きに行ったときに七尾の市役所の方が来ていて七尾市に一泊する流れになった。そこで、里山、里海のある原風景と自分の条件にピッタリ合う・生活しやすい場所は”七尾だ”と感じ、2015年の4月に移住をした。

「いろいろ見たんだけどしっくりくるところがなくてね。俺も年だから、病院がしっかりしているここなら安心できるなとも思ったんよね。」七尾市には大きな病院が2つある。そのことも決定の原因。そして、今までの喫茶店経営とオーストラリア移住20年という経験を生かせるゲストハウスをやろうと思い古民家を借りた。

いざ開業へ…!!!


七尾市高階地区で古民家を借り、そこでゲストハウスを開業。
「今はそんな風に見えないかもしれんが大変だったねん。まず、囲炉裏があるからかもわからんが煤がめっちゃあってな。んでも周りの人たちがいろいろな片付けしてくれはりまして、そんなかでも、東京からこっちに移住してきた女の子が一番すごかったわ。」
「この部屋の上は昔の作りだから天井板がないねん。それで屋根裏部屋っぽくなっててそこの埃りを上がって全部ひとりでおろしてくれたんよ。あれはすごかったわ。そしてその子と一緒に畳もあげたわ。よう働く子だった。七尾に移住するとたくさんの人たちが手伝ってくれ、そこから近所付き合いが始まるのだなあと思いましたね。」

七尾のいいところ

「港がすぐ近くにあるから魚が何でもおいしいところですね。そして、周りが畑でとても静かなでどこにいくにも渋滞とかはないから穏やかに暮らせて隠居にピッタリやわ(笑)。そして、ちょくちょく大学生が遊びに来てくれたり、月に一回、移住者の交流会に顔を出したり、たまにボウリング大会なんかがあったりして、地域とかかわっている感じがうれしいわ。まあ、年寄りにはいいボケ防止ですね。(笑)そして、前にも言ったかもしれませんが、大きい病院が2つもあるんよ。これは年寄りには安心ですね(笑)。」

将来の夢。いずれは、猫カフェ??


「冬は閑散期だから人が来ないのはしょうがないけど、売り上げをあげていきたいです。」
「また、今までスペイン、アメリカ、オーストラリアとかいろいろな国で過ごしてきたから、その経験も生かせるように外国人のお客さんを増やしたいと思ってるね。」
能登半島には春から秋はたくさん観光客が訪れる。冬のシーズンにどう人を呼び込むかが今後の課題だそうだ。

「俺、猫好きやねん。んで七尾には猫カフェとかないやろ?だからいろいろ猫の世話は大変かもしれないけど、まずは猫の宿から始まって1匹、2匹と増やしていきたいです。だから、今年までにとりあえず猫1匹は買いたいなあ。」そう言って彼はにっこりと笑った。

古民家体験型ゲストハウスB&B45・カフェろくでなし
〒926-0837 石川県七尾市温井町リ部10番地1
TEL&FAX: 0767-57-5630
カフェ営業時間:11:00~14:00
カフェ定休日:水曜日
ゲストハウス:IN 16:00~ OUT ~10:00
ゲストハウス定休日:なし(要予約)
ホームページ:http://oyayubicompany.jp/index.html
楽天トラベルでも予約ができます。
フェイスブックページ: https://www.facebook.com/bandb45/
インスタグラム: https://www.instagram.com/bed_and_breakfast45/?hl=ja

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